[那須町長 高久 勝 挨拶]

皆様、あらためまして今晩は。今日は3月の3日、上巳の節句・ひな祭りということですから、本来ですと暖かい日が期待されたわけですけれども、夕方から少し冷え込んでまいりました。そんな寒い中ですね、本日は平成29年度の保健予防事業等計画打合せ会ということで、先生方には全くお忙しい中ご出席を頂きまして、誠にありがとうございます。
又、先生方には日頃から那須町の保健、医療行政に対しまして格段の御理解と御協力を頂いております。この場をお借りいたしまして、御礼を申し上げさせて頂きます。

私から申し上げるまでもなく、今、那須町に限らず日本全国の社会問題といたしまして、人口減少でありますとか、少子高齢化というものが騒がれている訳でございます。あの丁度ですね、那須町は今年から那須町第7次振興計画というものを策定いたしました。それと同時にですね、まち・ひと・しごと創生那須町総合戦略というものを立ててですね、これから10年間の那須町の行政の、これも指針というもの決めたところであります。
その中でですね、先ほど申し上げました大きな社会問題となっております、人口減少であるとか少子高齢化、そういったもの対する対策といったものを講じていくようにしていく訳でございます。
様々なものをやってですね、福祉を支援したり、事業先行してということで、なんとかですね、人口減少でありますとか外部流出、こんなことを防いで那須町の活気を維持したいと思っております。

その中でですね子育て支援の中で、まあやはり子供たちの安全を守るべくですね、大きな一つがファクターですね、子供たちの医療体制、これの充実だろうというふうに思っているところであります。
お陰さまで那須町先生方のご協力を頂きまして、18歳迄の子供たちの医療費の無料化というものをやっておきました。今年からですね、栃木県全域で現物支給ということも実現をいたしましたし、又、来年からは先生方のご提案を頂きまして、子供たちのインフルエンザ、これの予防接種第一回に限りですけれども無料化をしたいというふうに思っておりまして、そんな意味でもですね先生方のご提案を受け入れてですね、那須町も少しずつではありますけれども、子供たちのですね子育て支援の一環として医療体制の確立、といったことをしていって行けたらなあと思っております。
これからもですね、先生方には保健事業もちろんですけれども介護事業でありますとか、障害児福祉事業、学校保健保健事業、その他の保健事業ということでご協力を頂けなければ那須町の医療体制というものを維持できない、というふううに思っておりますので、これまで以上のご協力をお願いしたいというふううに思っております。

そこで、ひとつ平成30年度にですね、介護保険法の改正に伴いまして那須町で2つの事業を取り組むことになっております。現在、那須郡の郡市医師会で県から委託を受けて頂いております在宅医療連携拠点整備促進事業、これをですね在宅医療と介護連携推進事業として取り組む、ということになっております。
それと又、もう一つは、認知症の初期集中支援推進事業。これらをはじめまといたしまして、認知症の施策といったことも行っていかなければならない、というふうになる訳ですけれども、これらも先生方の全面的なご協力を頂けなければ実現できないというふううに思っておりますので、どうどこれからもこれまで同様ですね、ご支援ご協力をいただけますよう、お願い申し上げるところであります。
今日の会議はですね、先生方のご忌憚のない意見をいただきまして、平成29年度の那須町の保健予防事業等の指針?としたいと思っておりますので宜しくお願い致しまして挨拶とさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。