[那須町長 高久 勝 挨拶]

皆さん今晩は.開会に当たりまして、一言御礼を申し上げさせて頂きます.
2月もあと2日も致しますと3月になろうというのに、雪がちらつくということで大変寒い夜になってしまいました.その寒い中、大変先生方にはお忙しい中、今日は那須町保険事業等計画打合せ会と言うことでお集まりいただきまして、誠にありがとうございます.
日頃から先生方には、那須町の特定健診であったり、歯科検診、予防接種、又、那須日赤で行っている那須地区夜間急患診療所におきまして格段の協力を頂いているといことで、那須町の医療事業といったものに御協力頂いていることに、この場をお借りして感謝申し上げたいと思う次第でございます.
今、那須町の財政が大変厳しくなってきておりまして、その中で特に問題になるのは医療費が増えているということが一つの課題となっております.一例を申し上げますと、平成27年度の国民健康保険の特別会計の事業が、始めて40億を超えることになってまいりますし、医療費とは若干違いますが、介護保険事業もこれも始めて20億を超えるといことで、財政負担が大変な時代になってきたということになりました.
釈迦に説法ですけれども、そういった医療費を抑えるには予防事業、予防と言うことが重要になってくるのかなと思っております.その意味で、那須町の特定健診も始まっているわけですが、この受診率が上がらないといことで頭を痛めております.そんな中で、先生方の御了解を頂きまして、昨年の7月から個別健診を導入いたしました.先生方にとっては、常日頃から個人の診療が忙しいというところに、こういった特別健診をやって頂くということで大変ご迷惑をおかけしていると思いますけれども、徐々にこういった数字も上がってきているところですので、今後のこの特定健診、個別健診の受診率も上がってくるのかなと思っているところです.
今、社会情勢が変わっておりますし、ライフスタイルも変わってきており、少子高齢化にもなってきており、町民が健康で生き生きと暮らしていける、そのためには学校保健であったり、介護保険、又、医療事業といったものを、これまで以上に予算を割いていけなければならないというふうに思っているところです.
ここに計画している事業について、後程各担当から説明させて頂きますので、どうか先方にも忌憚のない意見をお聞かせ頂きたいと思っているところです.
これからも町民が安心して暮らせる町、これは町と町の医療機関の皆様、これが連携して地域に密着した医療の提供が必要になってくると思っておりますので、こういった趣旨を御理解いただいた上で、これまで以上に御協力を頂きますようお願いもうしあげたいと思っております.
今、河島先生と雑談の中で話をしまして、「町会議員選挙が終わったね」といことで話をさせて頂きました.実は、本日臨時会がありまして、新たな議長、副議長が決まりましたので皆様方にお知らせをしたいと思っております.議長には三期の平山幸宏議員、副議長には同じく三期の三上公博議員が就任されました.町と合わせて、こちらも宜しくお願いしたいと思います.挨拶に代えさせて頂きます.