インストール

とりあえず、動作するようにしてみましょう。次の手順でCGIをセットアップしてください。

  1. 設定ファイルの編集
  2. Perlパス設定
  3. CGIをサーバに設置する
  4. ログ生成の動作テスト
  5. CGI動作確認
  6. 解析タグの仕込み

設定ファイルの編集

accフォルダ内にconfフォルダがあります。この中に、config.cgi というファイルがありますので、これをテキストエディタで開いてください。本CGIの文字コードはUTF-8です。そのため、UTF-8に対応したテキストエディタを使ってください。

config.cgi には、各種設定項目が記載されていますので、説明に従って各項目をご利用の環境に合わせて設定してください。この設定ファイル config.cgi は、Perlスクリプトの文法に基づいて記述する必要があります。もし文法エラーがあると、CGIが動作しませんので、ご注意ください。

編集が終わったら、config.cgi を保存して下さい。保存する際には、文字コードをUTF-8に、改行コードをLFとなるよう、保存してください。

Perl のパス設定

CGIをサーバで実行させるためには、CGIファイルの1行目にPerlのパスを記述する必要があります。acc フォルダ内に acc.cgi と acclog.cgi というファイルがあります。 これらのファイルをテキストエディタで開いてください。本CGIの文字コードは UTF-8 です。そのため、UTF-8 に対応したテキストエディタを使ってください。

これらのファイルを開くと、1行目に次のコードが記述されています。

#!/usr/bin/perl

この行を、お使いのレンタルサーバ事業者の指定通りに修正してください。通常、ほとんどのレンタルサーバでは書き直す必要はありません。 レンタルサーバ業者の指定と異なる場合のみ、書き直して下さい。

もしご利用のサーバのPerlのパスが /usr/local/bin/perl であれば、#!/usr/local/bin/perl と書き直します。 パスの先頭に #! を入れ忘れることがないよう注意してください。 書き直したら、保存してください。ただし、保存する際には、改行コードを LF としてください。

topへ戻る

CGIをサーバに設置する

以下の手順に従って、CGIをサーバに設置してください。

▼ 手順1. 転送先

accフォルダをまるごと、CGIが実行できる領域にFTPソフトを使ってアップロードしてください。 サーバにアップロードする際にはFTP専用ソフトを使ってください。 ホームページ作成ソフトについているFTP転送機能を使うと、CGI関連ファイルが書き換えられてしまう可能性があり、正しく動作しませんので、注意してください。

もし、ご利用のサーバで、cgi-bin といった名前の特定のディレクトリでしかCGIが実行できない場合には、accフォルダ内にあるimagesフォルダを、設定ファイル config.cgi で指定した「イメージフォルダのURL」に相当する場所にアップロードして下さい。

▼ 手順2. パーミッションの変更

アップロードが完了したら、accディレクトリ内にある以下の CGI ファイルのパーミッションを、レンタルサーバ事業者指定のパーミッションに変更してください。どのサーバでもおおむね 704 もしくは 705 でCGIが動作します。

もしご利用のサーバが、ファイル所有者権限で CGI が実行されない環境の場合においては、以下のフォルダのパーミッションを 777 に変更して下さい。

通常、ほとんどのレンタル共用サーバでは、CGI がファイル所有者の権限で実行されますので、この作業は必要ありませんが、一部のレンタル共用サーバや専用サーバをご利用の場合は、該当する可能性がありますので、事前に、ご利用のレンタルサーバの仕様をご確認ください。

topへ戻る

ログ生成の動作テスト

先ほどアップロードしたサーバ上のaccフォルダ内の acclog.cgi にブラウザーでアクセスしてください。もし問題なくCGIがセットアップできていれば、真っ白な画面が表示されます。

もしエラーメッセージが表示されたら、メッセージの内容に従って、CGIのセットアップを再度確認してください。

topへ戻る

CGI動作確認

サーバにアップロードされたaccフォルダ内の acc.cgi にブラウザーでアクセスして下さい。以下のログオン画面が表示されます。

●ログオン画面

ログオン画面

設定ファイル config.cgi にセットしたパスワードを入力して「ログオン」ボタンを押してください。ログオンが完了すると、次の解析結果画面が表示されます。

もしエラーメッセージが表示された場合は、CGIのセットアップが正常に完了していない可能性があります。 メッセージの内容に従って、CGIのセットアップを再度確認してください。

●解析画面

解析画面トップ

では、引き続き「解析タグの仕込み」に進んでください。

topへ戻る

解析タグの仕込み

解析したいページには、解析タグを書き込んでおく必要があります。以下の説明にしたがって、解析タグを書き込んでください。

▼ PC 用のページの場合

accフォルダー内に acctag-sample.js があります。このファイルの名前を acctag.js に変更してください。そして acctag.jsをテキストエディタで開いてください。9行目あたりにacclog.cgiのURLを定義する箇所があります。

var acclog_cgi_url = 'http://www.example.jp/acc/acclog.cgi';

http://www.example.jp/acc/acclog.cgi の部分をご利用の環境に書き換えて、accフォルダー直下にアップロードしてください。

解析したい各ページでは、acctag.jsをロードするよう、headタグ内に以下のscriptタグを記述してください。

<script type="text/javascript" src="http://www.example.jp/acc/acctag.js"></script>

http://www.example.jp/acc/acctag.js の部分はご利用の環境に置き換えてください。

▼ 携帯電話(i-mode、EZweb、SoftBank)用のページの場合

i-mode、EZweb、SoftBank用のページでは JavaScriptが使えないため、解析タグの記述内容が異なります。解析したいページのURLが、

http://www.hoge.com/thispage.html

だとします。このページHTMLの <body> 〜 </body> の間であれば何処でも結構ですので、以下の内容を書き加えてください。

<img src="http://www.hoge.com/foo/acc/acclog.cgi?url=http://www.hoge.com/thispage.html">
※ 携帯電話の場合、リンク元や検索キーワードの解析ができませんので、ご了承ください。

解析タグの仕込が完了したら、そのページにブラウザーで何度かアクセスしてみてください。その後、acc.cgi にブラウザーでアクセスして解析結果をご覧ください。ちゃんと、アクセスした分、カウントされていますか? もし解析されていないようでしたら、解析タグに記述する URL が間違っている可能性があります。もう一度、確認してみてください。

以上で高機能アクセス解析CGI Standard版のインストール作業は終わりです。

topへ戻る